新型コロナウイルス感染症の世界的流行は
国内外で人々の健康・生命のみならず社会経済活動にも甚大な損害を与えました 新たな変異株や新たな感染症の発生も懸念されている状況を踏まえて、これま での医療体制や予防策( ワクチン接種等) を改めて検証し、 より科学的・現実的な医療提供体制を提言することが、公衆衛生の発展ひいて は持続可能な社会を構築していくためには必要不可欠です。
特に、現在使用されている新型コロナワクチンは、m R N A ワクチンという人類に初めて使用される新しい機序の薬剤で、中長期的な安全性は十分に確認されておらず、新型コロナワクチン接種後に遷延する健康被害( ワクチン接種後症候群) が顕在化し、有効な治療法に辿りつけずに長期的に苦しんでいる患者が多く存在しています。
世界的にもワクチン接種後症候群が社会問題となりつつあり、m R N A ワクチン の問題を指摘する論文の発表が増えてきています。 しかしながら、「ワクチン接種後症候群にかかる治療体制の確立」はいまだ十 分とはいえず、ワクチン接種後症候群の診断基準すらないのが現状です。
ワクチン接種後症候群をこれまでにない疾病概念としてとらえ、 診断基準を策定していくことは重要な課題となります。
当研究会は、ワクチン接種後症候群の診断基準の作成、鑑別診断法・検査法の開発、診療ガイドラインの作成、有効な治療法の開発を目指しています。
データベース化した情報をもとに、治療方法を確立していく
それが人と社会への貢献になると信じて
後遺症に悩む人たちが適切な医療を受ける事ができるように、日本の臨床研究体制の立て直しのため、ワーキンググループを設置し、
プロジェクトごとにプロフェッショナル達が日々研究しています。